爆問・太田「今は黙る時…」人質事件

 お笑いコンビ・爆笑問題の太田光が25日、「サンデー・ジャポン」(TBS系)で、イスラム過激組織「イスラム国」と見られる団体に日本人2人が拘束された事件で、メディアやインターネットでの言論について持論を語った。

 国内犯罪として誘拐事件が発生した場合と比較し、太田は今回の状況を「マスコミは報道協定がしかれているべき状態」と表現。You Tubeへの動画投稿で事件がつまびらかになっているとはいえ、報道には配慮が必要だと訴えた。

 その上で、「いろんな言いたいことや、知りたいことっていうのがあるのは分かるんだけど…。ちょっと前の地震の時もそうだったけど、その直後から、立場の違う、当時は与野党別だったけど、相手の足を引っ張るようなことがすぐに始まる。オールジャパンというのは恥ずかしいような言葉だけど、そうならなきゃいけない状態はあると思う」と主張した。

 インターネット上を中心に拘束された男性が責任を持つべきとする「自己責任論」も散見される。太田は具体的に批判対象を明示しなかったが、「人の命をかけてまで言わなきゃいけないポリシーってあるのかなと思う。彼らが解放された後に論争することはできるけど、今は黙る(べき)というか、世界中がおしゃべりになりすぎている気がする。黙ることも必要な時もあるのではないか」と険しい表情で続けた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス