たむけん 焼き肉店窮状ネタで倒産騒ぎ
タレント・たむらけんじ(41)が28日、大阪市内で行われたレジャー航空会社「エア・カナダ ルージュ」のイベントに出席。昨年、経営する「炭火焼肉たむら」の窮状をネタにした一件で、取引先から問い合わせが殺到する“倒産騒ぎ”に発展したことを明かした。
たむらは昨年、焼肉店について「蒲生本店は先月、58万円の赤字」「もう、誰か焼き肉屋を買って下さい」と窮状を訴えた。参加したマラソンイベントで出店した屋台が2000食完売の盛況だったため「なのに本店は…」とおもしろおかしくネタにしたが、これが裏目に出た。
「あれね大反響あってんから」とたむら。直後に取引先から「つぶれるんですか」「うちの支払いは大丈夫ですか」などと問い合わせが殺到したという。
改めて「大丈夫です。経営者ジョークです」と説明し、支払いの滞納などについても「ないです」と強調した。
この日は、「エア・カナダ ルージュ」の関空-バンクーバー線の5月就航を記念し、同社の応援サポーターとして登場。同社幹部に、カナダ産牛肉の空輸や、自身のカレー店のカレーパンの機内食起用をお願いするなど“営業活動”に精を出していた。
一方、中古車ビジネスへの参入も進めていることには、神戸市で最終段階まできていた店舗引き継ぎが白紙となり、新たな店舗探しを行っている状況だと説明した。