中島美嘉 病気で歌手辞める決意していた
歌手・中島美嘉が30日、日本テレビ系で放送された「アナザースカイ」に出演。両耳の耳管開放症の悪化で音楽活動を半年間休止した際、周囲に「(歌手を)辞めます」と宣言していたことを明かした。
中島は、2010年10月に耳管開放症を公表し、無期限の活動休止を発表した。スタッフら周囲に病名を明かすまでに「2年ほど」1人で誰にも言えずに悩んでいたという。当時、「どんどん歌えなくなっていった私に、みんなが『努力してない』って。責められてたの、実は」と告白。「悔しかったです」と苦しみ抜いた当時を振り返った。
医師からは完治は無理だと診断されていたこともあり、スタッフには「やめます」と告げたという。苦肉の策で「無期限休養」の発表となった。
活動休止発表後は「毎日泣いてた」と明かし、それでもいつか復帰する時のために「(ボイス)トレーニングだけは毎日続けていた」という。
復帰から約4年。現在も病気は治っていない。「うまく付き合ってます」といい、現在の心境を「再デビューした感じ。新しい中島美嘉ができる気がする」と笑顔で語っていた。