成宮「相棒」卒業 実は1年延長だった
俳優の成宮寛貴(32)がテレビ朝日系ドラマ「相棒 season13」(水曜、後9・00)最終回(3月放送予定)をもって相棒シリーズを卒業することが3日、分かった。成宮は12年10月放送の「相棒 season11」から登場。俳優・水谷豊(62)演じる警視庁・特命係の杉下右京に引き抜かれる甲斐享役として“3代目相棒”を務めた。
右京から「カイト君」とあだ名で呼ばれる役柄を3年務め「大きな経験でした。水谷さんとご一緒できたことは、俳優としてもたくさん勉強になりました」と水谷に感謝した。
本来ならば昨年のシーズン12で卒業予定だったことも明らかになった。水谷は「2年の約束だった」と明かし、「制作サイドも僕も、どうしても1年延長してほしいとの思いを申し入れた」と口説いたことを初告白。成宮続投でのぞんだ今シーズンに、「おかげで素晴らしいシーズンになりました」と手応えを見せた。
放送開始の00年から登場した初代相棒・亀山薫(寺脇康文)は退職。09年から登場した2代目相棒・神戸尊(及川光博)は警察庁へ異動した。3月放送予定の最終回ではこれまでの2人とは違う卒業が描かれる。
成宮は「今あるもの全て出して悔いのないようにシーズン13を締めくくれれば」とアピールした。