8・6秒-、先輩から突発ブーム後忠告
デビュー1年目に「ラッスンゴレライ」のリズムネタでブレーク中のお笑いコンビ「8・6秒バズーカー」が5日、大阪・なんばグランド花月(NGK)で会見し、3月23日に自身初で、吉本史上最速となる単独NGKライブを行うことを発表した。
会見は約10年前に「ラララライ体操」がヒットした藤崎マーケットがMCを務め、リズムネタの“突発ブーム後”に関する数々の注意事項を爆笑伝授した。
公式動画の再生回数が1000万回を突破した新人コンビが、デビュー1年未満で吉本の笑いの殿堂で公演開催することに。周囲の期待感に乗せられ、はまやねん(23)はNGK858席を「満席にする自信満々です。あります!」と宣言。田中シングル(23)は「満席にできなかったらラッスンのネタを封印します」と大胆公約を掲げた。
ただ、今年に入って1日に約10本の出番や仕事が入り、睡眠時間が2~3時間という状況に「ラッスンのネタばかりが先走って僕らの名前が…」(はまやねん)、「大人のひとたちが動かれて、1年未満の単独ライブを…」と、破竹の勢いにいささか不安を口にする一幕も。
これに藤崎-のトキ(30)が「大人は怖いから気をつけろよ。怖いぞ東京。俺らずっと、別のネタいらんて言われて、タンクトップ着せられて体ボロボロにされたんやぞ」とリアルな忠告。手製の「リズムネタ、ダメ。ゼッタイ。」と書かれた冊子を取り出し、“リズムネタ廃止セミナー”なる指導をはじめた。
怖い顔で「月に最高、1万円札で320枚あった“ラララライ・マネー”がもうないねん。貯金はしとけよ」「タクシー乱用やめろ」「3年後に写真使ってこの人誰?のクイズにされるぞ」とささやきかけ「俺ら失敗したけど、次の展開考えて、ライブで一本でも漫才やっとけ」とアドバイスした。
これに8・6秒-の2人は「説得力ありますね」「いま近づいて来てくださる方は口角あがってますね…」と応じ、ライブではタレント養成所・NSCの授業以来という漫才にも挑戦することを宣言していた。
なお8・6秒-の現在の“ラッスン・マネー”は月額「家賃を払うのがギリです」とも明かしていた。