台北市内の河川に旅客機が墜落した事故で、３日に台湾から戻ったばかりのタレントのキャシー中島（６２）が墜落の前日、市街地上空を頻繁に飛ぶ台湾の航空機を「怖いね」と話していたことを５日、ブログで伝えた。

　キャシーはプロデュースするハワイアン雑貨販売会社の社員旅行で１-３日まで台湾を訪れ、２日目に昼食を食べた圓山ホテルからは飛行機が落ちた川もよく見えたという。

　圓山ホテルは飛行場に近く、「食事をしている間も絶え間なく飛行機が降りたり上がったりしていました」という。

　ビルすれすれに飛ぶ飛行機を見ながら、同行者たちと「怖いね！香港の飛行場も怖かったけどここも怖いね！」という会話を交わしたことを、キャシーは今さらのように思い出した。

　トランスアジア機は４日午前、斜めに傾きながら高速道路を走行中の車をかすめ、川に墜落。後方を走っていた車の車載カメラに捉えられたその映像が、日本のテレビ局のニュースでも何度も流された。

　死者は３１人、行方不明者も１２人いる。

　キャシーは「まさか私たちが帰国した次の日に事故が起きるなんてビックリです」と行方不明者の救出を祈った。