岩城滉一 芦田愛菜の演技に引退よぎる?
子役の芦田愛菜(10)が9日、都内でNHK-BSプレミアムの主演ドラマ「ラギッド!」(21、28日、後7・30)の完成会見に俳優・岩城滉一(63)と出席。岩城は芦田の演技に「初めて俳優をやめようと思った」ほど衝撃を受けたことを明かした。
ドラマは、自動車整備工場を経営する父が、3億円の企業年金をだましとられ自殺。復讐(ふくしゅう)のため、愛菜が演じる10歳の娘が社長に就任し、もらうべき年金を失った高齢者の元社員たちと奮闘する物語。
愛菜は社長役に「イスの座り心地は良かった。セリフが長く、難しくて不安でドキドキしながら演じました」と熱演をアピール。そんな“愛菜社長”を秘書役としてサポートした岩城は、愛菜ちゃんの熱演ぶりに「すばらしい。デビューして42年くらいになるけど、初めて役者をやめようと思ったほど」と衝撃を受けたことを明かし、「今後どうなるのか、こわいくらい」と絶賛していた。
また、3億円が手に入ったらの質問に愛菜は「まずは貯金して、少しずつ自分の好きなものを買ってもらったり、友だちと買い物や遊びにいきたい。でも、何をしていいかわからない」と堅実な面をみせ、岩城は「昔ならレースにつぎ込んだけど、女房と子供に残します。(年齢的に)もう使える場所がなくなった」と語っていた。