つんく♂病気回復 近大の入学式出席へ
声帯がん治療のため療養中の、音楽プロデューサーのつんく♂(46)が、4月4日に行われる母校・近畿大学の入学式をプロデュースすることが10日、分かった。同大学によると、つんく♂は入学式当日に来場する方向で調整しており、事前の女子学生ユニットや吹奏楽部の練習の現場指導に訪れることも検討しているという。つんく♂は、昨年10月に声帯にがんが再び見つかったことを公表して以降は、公の場に姿をみせていない。
つんく♂はこの日、同大学を通じ「近畿大学と共に新入生と出会える日を楽しみにしております」とコメントした。
近大の入学式は毎年盛大な演出が行われることで知られ、昨年はつんく♂が初めてプロデュースを担当。しかし、準備段階の昨年2月に早期の喉頭がんが見つかり手術。入学式当日の出席も断念した経緯がある。
近大は今年の入学式プロデュースについて「病気療養中のため務めていただくのは困難と考えておりましたが、つんく♂さんも回復され、快諾していただき今年も大役を務めていただけることになりました」と経緯を説明した。
すでに、つんく♂からプロデュース案が届き、それに従って女子学生ユニット「KINDAI GIRLS」や吹奏楽部、応援部が練習に入っているという。
つんく♂は「昨年に続き、母校の入学式をプロデュース出来る事、心より光栄に思っています。今年のテーマは『Breakthrough!』。これまで教わってきた『当たり前』や『ルール』『固定概念』達を自分でBreakthrough!』し、本当の個性を作り上げていただきたい。そんな事へのきっかけになるような入学式に仕上げていく予定です!近畿大学と共に新入生と出会える日を楽しみにしております!」とコメントした。