お笑いタレントの狩野英孝（３２）が１５日、読売テレビのバラエティー番組「上沼・高田のクギズケ！」に出演し、昨年９月に離婚した前妻に連絡を取っていることを明かしたところ、ＭＣの上沼恵美子（５９）から「彼女には彼女の人生がある。絶対に連絡を取るな！」とこっぴどく説教された。

　離婚後の生活を聞かれた狩野は「家の中は冷たいし。しゃべりかけてくれるのは『お風呂が沸きました』という音声だけで」と話し、寂しさにまいっていることを明かした。狩野がさらに「付き合って６年。結婚３年。９年一緒にいました。ちょこちょこ連絡も取っていこうと」などと話すと上沼が「何のために？」と険しい表情でツッコミを入れた。

　狩野が「まったくの赤の他人になるのはちょっと寂しい。向こうもそう思ってるのかなと思って」と話すと漫才コンビの海原やすよ・ともこは「あり得ない」というふうに首を左右に振った。上沼は「ものすごい迷惑。原因はあなたの浮気でしょ！」と指摘した。

　狩野は前に突っ伏し、「まあ、いろいろ」としどろもどろ。上沼はさらに、「いろいろあるかもしれんけど結局は原因はあなたなんです。９年間の人生を無駄にさせたんやで」と追い打ちをかけた。狩野は「それを申し訳ないという気持ちもありつつ、なんかあったら相談に乗るからという気持ちを」と前妻への未練を語った。

　上沼は「何を言うてんの。あんたみたいなんに相談に乗ってもらうくらいなら動物園のチンパンジーのほうがましやわ」と手厳しく説教。上沼はここでカメラに向き、「ちょっと厳しいことを言ってるのは奥さまと親しくて。お手紙をいただいたのでそれでガツンと言ってます」と狩野に厳しい理由を視聴者に説明。その上で「いい加減にせえよ！」としかりつけた。

　狩野はかしこまって「はい」と一言。上沼は「もう絶対連絡とんな！彼女は彼女の人生があるねんから。ちょろちょろちょろちょろするんじゃねえよ！」と最後は“江戸っ子口調”に。狩野は「はい」とうなずいた。