染谷将太&園子温監督タッグで映画化
昨年4月にテレビ東京系でドラマ化され、ギャラクシー賞を受賞するなど話題を呼んだ人気漫画「みんな!エスパーだよ!」が、映画化されることが17日、配給のギャガによる今年度のラインナップ発表会で明かされた。ドラマ版と同じく染谷将太(22)が主演、監督は「ヒミズ」「新宿スワン」などの園子温(53)が務める。
園監督の故郷・愛知県東三河で4月にクランクインし、9月公開予定。突如、テレパシー能力に目覚めた童貞のさえない高校生(染谷)と、彼をとりまく超能力者(エスパー)たちとの戦いと友情を時にエッチに、時にコメディータッチで描いていく。
詳細は謎のままだが、染谷は「果たして一体どっちの方向にスケールアップされるのか、僕自身、今からドキドキしています。きっとみなさんが想像されているより、ずっと壮大で、ずっと面白く、ずっとアクションがすごくて、ちょっとだけエッチな超感動作になると思います」とコメントした。
園監督も「映画化ということで、大いなるスケールアップを図りたいと思います。多分、『地球の命運と、童貞を天秤にかける!』という壮大なる愛の物語に仕上がる予定です。テレビシリーズでは、テレビの枠を超えるべく、限界まで馬鹿ををやりましたが、映画版では、それを遙かに超えるスクリーンサイズの馬鹿をお見せしたいと思います」と意欲満々のコメントを発表した。
なお、「デトロイト・メタル・シティ」の若杉公徳による原作は休載中だが、映画化に合わせ、3月16日発売の週刊誌「ヤングマガジン」にて新章をスタート。春にはドラマ版のスペシャル特番が放送される。