お笑いコンビ・ますだおかだが２１日に読売テレビで放送された「八方・陣内・方正の黄金列伝」に出演。“すべり芸”でブレークした岡田圭右（４６）に対し、増田英彦が「嫉妬はありますね」と胸の内を明かした。

　ますおかは９３年にコンビ結成。増田がネタをすべて考え、ボケやツッコミのタイミングなども考えるなど、コンビの舵をとってきた。９４年に結成わずか１年で、ＡＢＣお笑い新人グランプリで最優秀新人賞を受賞。０１年、Ｍ－１グランプリで４位に甘んじ、Ｍ－１リベンジを誓って東京に進出すると、０２年、Ｍ－１で優勝。増田の計算通りにコンビはスター街道を続けてきた。

　一方、近年では、岡田が“すべりキャラ”で大ブレーク。増田は岡田のブレークに対し、「嫉妬とかはないです」と１度は否定したが、「岡田の“才能”に対する嫉妬はありますね」と認めた。

　対する岡田は「自分の芸風（すべり芸）に不安はあります。体力的な不安はありますし。このまま４０、５０なって（どうしようかと）」とまじめ顔で心境を吐露した。

　現在はコンビでの仕事が減り、ピンでの仕事が多い２人。ますだおかだというコンビについて、増田は「（相方は）岡田以外、コンビはありえなかった」と話し、岡田も「（増田は）この世界に誘ってくれた恩人。ますだおかだの計画性、プラン、全て増田が舵をとってくれてる」とコンビ愛を披露していた。

　２人は関西外国語大学短期大学部の同級生として出会い、大学卒業後、別々の会社に就職したが、夢を諦めきれなかった増田が３年がかりで岡田を口説き落とし、９３年にコンビを結成した。