KISS全編写真OKの異例ライブ
来日中の米国4人組ハードロックバンド・KISSが25日、大阪城ホールで日本ツアー公演を行った。
ファンサービスの良さで知られるKISS。開演前には「公演中は携帯電話やスマートフォンでの制止画の撮影はOKです。ツイッターやフェイスブックでどんどんアップしてください」と異例のアナウンスが流れ、ファンが自由に写真を撮影するという特別大サービスのライブとなった。
また、ステージ最前列で陣取ったカメラマンにもベースのジーン・シモンズ(65)が指で手招き。ボーカルのポール・スタンレー(63)、ギターのトミー・セイヤー(54)と写真向きの“絵づくり”のような寄りの3ショットになると、トレードマークのベロ出しも披露するなど、サービス精神は天井なしだった。
白塗りメーク姿のファンら1万人を集めた会場で、ボーカルのポール・スタンレー(63)は「オオサカ!サイコーデス!」とシャウト。MCではスタンレーが日本語で「上を向いて歩こう」を歌唱して喝采を浴び、ベースのジーン・シモンズ(65)によるおなじみの“火吹き演出”も健在。火炎演出など爆音をとどろかせた派手なステージで「デトロイト・ロック・シティ」「ブラック・ダイヤモンド」など全17曲で熱狂に包んだ。
3月3日のツアーファイナル(東京ドーム)には楽曲コラボするももいろクローバーZも参戦する。