「テラハ」は「恋愛版『北の国から』」
フジテレビの亀山千広社長(58)が27日、都内で定例会見を行い、映画化もされたリアリティーショー「テラスハウス」について、「恋愛版『北の国から』になればいいかな」と続編制作などで長寿作品として育てていく意向を明かした。
同ドラマは2012年10月から2年間、海の見えるおしゃれなシェアハウスで共同生活を送る男女の“リアル”な姿を映し出したリアリティショーとして若者を中心に人気を集めた。今年2月には“完結編”として映画版が公開されたばかり。
亀山社長は番組開始時から「テラスハウス」で暮らし続ける“てっちゃん”こと、菅谷哲也について「てっちゃんが寅さん化している。恋をしちゃふらついている」と評価。「「(恋を)結実させたいという感想もあるので、地上波はともかく、ソフトは残していければ」とシリーズ続編を示唆。
また「恋愛版『北の国から』になればいいかな」と1981年のレギュラー枠からスペシャルドラマを経て2002年まで、出演者の成長に合わせてリアルに作られた同局の名作ドラマ「北の国から」に例え、大きな期待を寄せた。