打倒「ミヤネ屋」へフジ「胸を借りる」
フジテレビの亀山千広社長(58)が27日、都内で定例会見を行い、4月からは「ライブ」に重点を置き、改編を断行したことを明かした。読売テレビ(日本テレビ系)「情報ライブ ミヤネ屋」に対抗し、3月30日からスタートさせる平日昼の帯番組「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜、後1・55~後3・50)について「宮根さんの胸を借りるつもりでいきたい」と話した。
「-グッディ!」は俳優・高橋克実(53)と安藤優子キャスター(56)がMCを務める新情報番組。「ミヤネ屋」とは同時間帯の放送で、フジ側が“打倒ミヤネ屋”でぶつけた形になるが、亀山社長は「宮根さんも(最近は)より弁舌がシャープになってきた。内心、(改編を)意識してくれているのかなと。胸を借りるつもりでいきたい」と意気込みを語った。
夕方のニュース番組は4月改編で「スーパーニュース」から伊藤利尋アナウンサー(42)が報道キャスターに初挑戦する「みんなのニュース」(月~金曜・後3・50分~後7・00)として生まれ変わる。「-グッディ!」から約5時間ぶっ続けの生放送となる。
亀山社長は「ライブ感を持っていないとダメ。(視聴者と)一緒に呼吸をするメディアでないと。『テレビも生き物』と、つくっている局員も理解していくことが大事」とテレビのあり方について力説した。