クリス松村 事件受け「子供にも責任」

 タレント・クリス松村が1日、公式ブログで神奈川県川崎市で中学1年の男子が殺害され、少年3人が逮捕された事件を受けて、「子供にも責任を」と発言した。少年時代に精神的、肉体的ないじめにあったつらい体験を持つクリスは、「子供に対してウルトラ過保護になっている」と指摘。少年法の改正にも言及した。

 今回の事件では、殺害された少年が事件前に無料通信アプリ「LINE」で逮捕された少年らからのメッセージを受信したとみられる。

 「子供にも責任を」のタイトルでブログを更新したクリスは、これまでにSNSやインターネットなどの使用についてブログや学校の先生に“警告”してきたことを伝え、「そもそも、本物の人と人という生の部分の教育をスルーし、犯罪、責任、性教育などをされていない子供たちが、インターネットやLINEをやりたい放題ということがおかしいと私は考えています。誹謗中傷にしてもそうです。」と子供たちのネット使用などに関して制限を加えるべきとの意見を述べた。

 また「その一方で子供に対してウルトラ過保護になっている気がします。守る、守るって・・・何から守るのでしょう?根本的なことをスルーしていて、守るも何もないのではないでしょうか?」と子供にも責任を教える必要があるとした。

 インターネット使用時に懸念されることとして「コピペもそう、オークションもそう、売春がわりの掲示板もそう・・・」と挙げ、「使うからには、子供にも責任をかすべきではないでしょうか」とコメント。「少年法とは何なのか?18歳に選挙権をあたえるなら、その前にすることがあるはずです。」と少年法にも言及した。

 さらに“子供にも責任”を持たせる教育を「幼稚園の頃から徹底的にすべきです」と提言。「このままでは、子供がある部分、子供のまま大人になって、もっともっと恐ろしいことになる気がします。自分の頭で考えること、考えられることが、人間の基本ではないでしょうか。」と持論を述べた。

 クリスは父親の仕事の関係で、オランダ・ハーグで生まれ、5歳の時にお受験のために帰国。学習院初等科に入学後、渡英。その後、帰国したが、「恐ろしいほどの言葉の暴力」を受け、中学時代には「体の痛みを伴う暴力にもあった」と過去にブログで告白している。

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