上地雄輔、後輩・松坂の変わらなさ尊敬
歌手で俳優の上地雄輔(35)が5日、新曲のミュージックビデオで共演してくれた横浜高校野球部の後輩、ソフトバンクホークスの松坂大輔投手(34)との長年の交友をブログで振り返り、その変わらなさに驚いた。
上地は横浜高校では捕手を務め、松坂の入学時にはバッテリーを組んでいたが、2年夏の大会で負傷し、3年の夏大会前にやっと復帰した。
上地はアーティスト名の遊助として25日に発売する新曲「Take me out to the ball game~あの…一緒に観に行きたいっス。お願いします!~」のミュージックビデオに、松坂の出演を自ら依頼し、実現した。
MVでは2人が球場でキャッチボールをする。上地はそのシーンを「当時のエースが投げて バカが捕る。(笑) なんか…嬉しさと 懐かしさと 照れ臭さと 捕って投げて、捕って投げて」などと懐かしく振り返った。
上地は2年の時、入学してすぐエースに就いた1年の松坂とバッテリーを組んだ。
その松坂と当時のようにキャッチボールし、語り合って「いろんな人と出会ったけど、変わらなくて凄い!て本当に思うナンバー1かもしれない」と、後輩の「マツ」はそのままだった。
「普通の野球小僧が学生時代に誰もが知ってる高校生になった…いきなりワーワーキャーキャー騒がれて、マスコミやファンに追われて、言われ書かれ騒がれ。寮に帰れば電話は鳴りやまず。手紙は盛り沢山。コンビニ行くだけで指をさされたり、バシャバシャ写真を撮られ」
そんなスターになってからも「マツ」は変わらなかった。
松坂がプロ入りし「自分が売れてない時、あいつに呼ばれてスタンドから見たあいつがスゲー遠かった」。しかし「マツ」自身は変わらなかった。
「俺が変わって見てただけだった。そんな先輩みたいな後輩とミュージックビデオを作りました」と上地は今回の新曲、そしてMVにことさらな思いがこもっているようだ。