女優の常盤貴子（４２）が９日、都内で行われたＮＨＫの連続テレビ小説「まれ」（３０日スタート、月～土、前８・００）の第１週完成試写会に出席し、夜逃げシーンの苦労を語った。

　常盤は劇中でヒロイン・津村希＝まれ＝の母親・津村藍子を演じているが、家族で夜逃げするシーンが印象に残っているという。収録の印象を尋ねられ「実はすごい（たくさん）撮ってるんです。夜逃げはあんな簡単なもんじゃない。“こんなに撮るか”っていうくらいでした！」と力を込めた。

　実は移動している雰囲気を出すために、何度も場所を変えて収録したため、長期にわたって夜逃げをしている形になったという。演出の渡辺一貴氏から「全部使われてますから」と説明されると「じゃあいいか。確かに能登にやっとたどり着いた感はあるしね」と笑顔で納得していた。