相武紗季、姉・音花ゆりの記事に大喜び
女優・相武紗季(29)が9日深夜、実姉で宝塚歌劇団星組娘役・音花ゆりの退団公演記事に「わーい。Yahooニュースにお姉ちゃんのこと書いてある」とつぶやいた。
音花は9日に退団公演となる「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」が兵庫県の宝塚大劇場で本拠地千秋楽を迎えたばかり。タカラヅカ屈指の歌姫として活躍し、最後の公演でもエトワールとして有終の美を飾った。
世間的には“相武の姉”という目で見られる音花だが、タカラヅカファンの間では知らぬものはいないほどの実力派スター。エトワールとはショーのフィナーレ場面の始まりを告げるソロ歌手で、実力派の歌い手が務める。“うたのおねえさん”で知られるはいだしょうこも、千琴ひめかの名前で活躍したタカラジェンヌ時代に1度エトワールを務めている。そしてそのことで夢がかない、退団のきっかけとなったほど。
そんな歌に自信のあるタカラジェンヌが誰もが憧れるエトワールを、音花はこれまで7度も務めた。また歌手だけではなく、甥との禁断の恋に落ちる人妻や、エキセントリックな巫女まで幅広い役柄で、舞台を支えてきた。
実は相武と音花の母も元タカラジェンヌという芸能一家。そんな家庭で、音花は早くからタカラジェンヌをめざしていた。一方の相武は芸事にも早くから才能を発揮し、何でもそつなくこなす姉に、幼いころから“ライバル心”を持っていたことをテレビ番組で明かしたことがある。音花がタカラジェンヌになったことも、“違うことをやりたい”と女優の道を選ぶきっかけになった。
だが大人になってからは仲良し姉妹に。タカラヅカを観劇したことや、食事を共にしたこと、実家で2人でアルバムを見て笑ったことなどを音花の名前を出さず、姉とだけ書いてツイート。「あんな美しいお姉様がいるなんて羨ましい」といったコメントにも「ふふふふ ありがとうございます」と上機嫌で答えている。
また千秋楽の前日にも「明日は姉の千秋楽。切なさと姉の未来への決断に誇らしさと。生きるって大変。しんどくて疲れて嫌になるけど。素晴らしすぎて、美しい」とねぎらいの言葉を送っていた。それだけに音花の記事にも姉妹愛が爆発。喜びを隠し切れずにいた。
音花は東京宝塚劇場公演千秋楽(5月10日)をもって退団する。