高橋みなみ「卒業しても支援継続」

被災者たちと触れ合う高橋みなみ(中央)ら=岩手・宮古市
被災地の子どもたちとハイタッチする高橋みなみ(左から2人目)=岩手・釜石
被災者をライブで勇気づけた高橋みなみ(前列左から3人目)らAKB48グループのメンバー=岩手・釜石
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 東日本大震災の積極的な復興支援活動を行っているアイドルグループAKB48が、震災発生から4年となった11日、岩手、宮城、福島の東北3県6都市で、復興支援ライブを行った。各会場を中継でつなぎ支援ソング「掌が語ること」を合唱。メンバーそれぞれが、被災地への思いを語り、継続した支援活動を誓った。

 ◆高橋みなみ

 「AKB48が『誰かのためにプロジェクト』として被災地を訪問させていただくのは今回が47回目になります。4年という月日は長くもありますが、まだ4年なんだなとも思います。被災地は、震災で時間が一瞬止まりました。でも、時は必ず前に進みます。私は2年前の3・11にも釜石に伺わせていただきましたが、今回うかがって前に進んでいるんだなと実感しました。私は卒業を発表していますので、AKB48としての3・11の訪問は今回が最後だと思います。ですが、AKB48に残っている間はAKBとして、そして卒業後は高橋みなみとして、今後もずっと被災地支援活動を続けさせていただきたいと思います」

 ◆岩田華怜(宮城県仙台市の自宅で被災し、避難所生活を経験)「震災の年にAKB48に入ったので、もう4年経つんだなと思ったんですが、今年も、皆さんに会いに来ることができて、すごくうれしかったです」

 ◆横山由依「『これからも自分たちにできることを探して支援活動を続けていきたいと思います』と伝えた時に、『ありがとう』と言ってもらえたことが心に染みました。本当にこの活動で正しいのか、何ができるのかいつも考えていますが、この現状を伝えることが大切だと考えています。被災地訪問を通して逆に私たちが元気をもらっています」

 ◆指原莉乃「寒いかなと思って、防寒具を2枚重ね着してきたんですが、みなさんの熱気がすごくて、汗が出るくらい暑くなってしまいました! 初めて被災地訪問をした時、正直、口では言い表せない光景が広がっていました。4年が経った今、少しずつ復興しているのが目に見えてわかります。まだまだ苦しいこと、辛いこと、たくさんあるかもしれませんが、引き続き、少しでも力になれたらなと思っています!」

 ◆松井珠理奈「4年と聞くと長いなと感じましたが、でも、まだ復興していないところもあり、まだまだ私たちにできること、やらなきゃいけないことはたくさんあるんだと改めて感じました」

 ◆柏木由紀「自分たちにできることは何かって考えています。歌を聴いて涙を流されている方を見ると、少しでもみなさんの心の支えになっていたらいいなと思います」

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