冠二郎 サバ読みをファンにナマ謝罪
デビューから48年間、年齢を5歳サバ読みしていたことが発覚した歌手・冠二郎(70)が14日、東京・中野サンプラザで行われた所属レコード会社主催の「コロムビア大行進2015」に出演。観客に「いろいろすみません」とナマ謝罪した。冠は2月下旬に週刊誌報道で年齢詐称が発覚。すぐに年齢詐称を認めて訂正したが、騒動後、マスコミの前に登場するのは初めてだった。
冠はこの日の昼の部に登場。看板歌手として出演した舟木一夫(70)とは、いつのまにか同じ年齢となったが、番手はデビュー順のため、立ち位置などの変更はなし。ただ、オープニングで、都はるみ(67)から「冠さん!カミングアウト!」とサバ読み騒動をイジられ、大慌てする場面もあった。
その後も司会の徳光和夫(74)から、年齢サバ読みの話題を振られたが「たくさんの報道陣の方も来られてますし、会社から『あまりしゃべるな』と言われています」と沈黙。さらに突っ込まれると、「その件はあさって(16日)に謝罪します」と激しく動揺し、徳光からは「謝罪する必要はないよ」となだめられた。
関係者によると、16日に会見など何らかのアクションを起こす予定はないとのことで、動揺から“あさって謝罪”ととっさに口にしてしまったようだ。ソロで「炎」「旅の終わりに」の2曲を歌唱したが、最後まで動揺は隠せないままで、威勢のいいおなじみの「セイヤー!」のかけ声も、どこか元気がなかった。