辻仁成 11歳の息子が通訳 仏映画祭で
作家で歌手の辻仁成(55)が監督・脚本を手がけた映画「醒めながら見る夢」が20日、フランス・ロワール県のトゥールで開催中の「国際アジア映画祭」コンペティション部門で公式上映され、舞台あいさつを行った。
辻はツイッターで、元妻で女優・中山美穂との間に生まれた長男・十斗(じゅうと)君(11)が通訳兼カメラマンとして同行し、大活躍したことを報告した。
「十くん」と呼ぶ息子と参加する映画祭は初めて。担任からも許可をもらい、十斗君は学校を休んで父と2人の2泊3日の映画祭旅行に出発した。
舞台あいさつの練習では「発音が違う!それじゃ通じない!」などと厳しく指導が入り、急きょ入ったジャーナリストの個別取材には、「小さな通訳さん連れて」取材を受けたことも明かしている。
舞台挨拶では十斗君が「映像記録係」としてカメラマンに徹し、立ちっぱなしで撮影。「映画祭のスタッフや観客さんに、なぜか愛されてましたなり。」と活躍ぶりを伝えた。
十斗君には初めての大冒険となったようだが、「パパ、トゥールにまた来たいな」と話していたといい、スタッフとして初参加した充実感いっぱいの映画祭となったようだ。