5分で下準備ジャーケーキの魅力
手軽に作れて保存も簡単な「ジャーケーキ」なるスイーツをご存じだろうか。
ここでいうジャーとは耐熱性に優れた、ガラス製のメイソンジャーのこと。このジャーに材料を入れるだけで下ごしらえができる手軽さと持ち運びにも便利なことが特徴だ。特に、「ブルーベリーレアチーズケーキ」ならば5分ほどえ下ごしらえが完了。本格的なスイーツ作りは面倒、という人でも十分チャレンジできる。
「ジャーケーキ」という著書を持つ料理研究家の若山曜子さんはその魅力を「焼き型もいらず、粉をふるう手間もなく、手軽においしいケーキが作れることに驚きました。型崩れがないので、持ち運びにも便利。プレゼントにも最適です」と解説する。以前から耐熱性のガラス瓶でゼリーやムースを作っていたそうだが、ケーキとの相性の良さを発見したという。
先ほど例に挙げたブルーベリーレアチーズケーキは、レシピを見ても簡単そう。ボウルにクリームチーズとグラニュー糖を溶かし混ぜた後で、加熱した生クリームにゼラチンを水に溶かしたものを用意する。これを混ぜて、さらに生クリーム、ヨーグルトを混ぜ込む。あとはビスケットをジャーの中に敷き、ブルーベリージャムと最初に作ったチーズケーキの“タネ”をジャーの中へ。冷蔵庫で2時間ほど冷やし固めればできあがりとなる。
ジャーの中に具材とドレッシングを敷き詰めるだけの「ジャーサラダ」も人気を集めている。初心者の方にもおすすめなジャー料理、試してみてはいかがだろうか。