フジ伊藤アナ 報道初司会に「重圧」
フジテレビ・伊藤利尋アナウンサー(42)がメーンキャスターを務め、30日にスタートする報道番組「みんなのニュース」(月~金曜、3・50)の制作発表が22日、都内の同局で行われ、生野陽子&椿原慶子アナとともに会見した。情報、バラエティー番組で実績を築いてきたが、報道番組のメーンキャスターは初挑戦。伊藤アナは「おそらくエライ人の勇気ある抜擢だと思います」とあいさつした。
98年から17年続いた「スーパーニュース」を終了し、開始を1時間早めて3時間10分の生放送。同局は安藤優子キャスター、俳優・高橋克実が司会を務める情報番組「直撃LIVEグッディ!」からぶっ続けで5時間の生放送となる。
「スーパーニュース」の安藤キャスターからフジの夕方ニュース枠を引き継ぐ形となった伊藤アナは「プレッシャー以外の何物でもありません。(20年前に発生した)地下鉄サリン(事件)の4月に入社。安藤は雲の上の人のように見てまして。安藤さんとはキャリアと存在感の違いがある。重圧とプレッシャーでいっぱいです」と話した。
各局がしのぎを削る夕方のニュース戦争。「メーン(キャスターの方は)、各局私より年上。胸を借りるという思いで頑張りたい。特に裏(番組)がどうこうっていうのはないけど、(日本テレビの天気予報のマスコットキャラクター)そらジローには負けたくないです」と日テレへの“ライバル意識”をユーモアを交えて語った。