8・6 初漫才は撃沈「練習の時間を」
“ラッスンゴレライ”のリズムネタでブレーク中のお笑いコンビ「8・6秒バズーカー」が23日、吉本史上最速となる結成11カ月での初単独ライブを大阪・なんばグランド花月で開催した。「ラッスンだけじゃないぞ!アリーナ~!!」と絶叫。新しいリズムネタや、一発ギャグ、ものまねで約2時間、満席の会場を笑いで包んだが、“一発屋”で終わらないために挑戦したデビュー後初の漫才では撃沈。「練習時間を下さい」とリベンジを誓った。
事前にリズムネタの先輩・藤崎マーケットから“突発ブーム後”に備えて漫才披露を勧められ、初めて挑戦することに。
漫才ステージでは田中シングルが、相方・はまやねんに「お前の名前なんやったっけ?」と切り出し「カタカナ5文字やったな?」などと次々に“お題”を出し、これに相方がボケた回答を返す内容。カタカナ5文字には「メンタイコ」、夏っぽい名前やったな?には「シーサイド白浜」などと返していった。ただ、台本にないアドリブを入れたことが裏目に出たか、途中で「ポケットインザホスピタル」といった意味不明の返しが出たりで、テンポが悪くなり、客席の反応はいまひとつの結果に。
ちびっ子や若者を中心に満席となった会場を2時間盛り上げたコンビは、終了後、ほっとした様子をみせながらも、田中シングルは「漫才が一番、ミスが多かったです。もっと練習ではうまくいってたんですが」と悔しそう。ただ、連日、超多忙なスケジュールをこなしているため、漫才はネタ作りと練習を合わせて1日しか時間がなかったといい、はまやねんは「僕たちに練習の時間をください」と再挑戦の機会を求めていた。