東国原氏 上西氏辞職拒否をチクリ…

元衆院議員の東国原英夫氏が5日、自身のツイッターで、上西小百合衆院議員(31)が維新の党から除名処分を受けながら、議員活動を継続することに疑問符をつけた。

 維新の党はこの日、上西氏を除名処分としたことを正式発表し、併せて上西氏が同党の辞職勧告を「どうしても任期をまっとうしたい」と拒否したことも明らかにした。

 これを受け、東国原氏はツイッターで「維新の党の上西議員が除名処分となった。報道によると、本人は辞職はしないらしい。不思議だ」と、上西氏が前回衆院選で比例区で復活当選しながら、除名処分となっても議員辞職はしないことに疑問符をつけた。

 東国原氏は続けて「2013年、除名処分になった西村真悟議員も辞職しなかった。法的には問題無いが、何れも比例当選議員である。政党が獲得した票により議席を頂いたのである。その党にクビになったのである」とツイートした。

 東国原氏が指摘するように、比例区での当選議員は「党名」で集めた票で議席を獲得している格好だが、現行制度では比例区で当選した議員が所属政党を離れても、他政党(当該選挙後に発足した党を除く)に所属しない限り失職しないルールとなっている。

 東国原氏は12年12月の衆院選に日本維新の会(近畿比例区)から出馬して当選。13年に党との見解の違いを理由に離党届を提出した際は「比例当選で党にいただいた議席は返すのが筋だ」とその直後に議員辞職した。

 一方で東国原氏は12年12月の衆院選立候補時には、大阪7区から初出馬した上西氏の応援に駆けつけたことも。演説がたどたどしかった上西氏の傍らで「投票用紙には維新!ひらがなでもいい。ニシンと書いちゃダメですよ」などとコミカルに呼びかけた。ともに同選挙で当選した後は、同僚議員として活動した。

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