泉谷しげる「忌野にも生きる方を…」
歌手の泉谷しげる(66)が6日、自身のブログで、声帯摘出を公表したつんく♂へエールを送った。
同じ歌手の立場から今回の決断を分析した泉谷は「アノ忌野清志郎は声失うくらいなら『手術しない』道を選び、己を真っ当した!ミュージシャンなら誰でもそうしたい気持ちはアルさ!」と喉頭癌のため09年に亡くなった忌野清志郎さんを引き合いに、決断の重さを思いやった。泉谷と忌野さんは長年の音楽仲間だった。
「つんく♂氏は声より生きるホウを選択した!その決意に至るもまた大変なモノだったろう」とした泉谷は、この日の朝に生出演した「白熱ライブ ビビット」(TBS系)でも「声を選んで死んじゃった忌野清志郎ってのと逆なんだよね。つんく♂さんは生きる方を選んだ。忌野にも生きる方を選んで欲しかったよね」と忌野さんの死を惜しんだ。
「-ビビット」で「声っていうのは、他の臓器でもしかしたら出せる可能性の高いものなんだから…。分かるけど、歌えなくなるのはつらいから。分かるけど、生きていてほしい」と訴えた泉谷。ブログでもつんく♂を、「個人差あるとは思うが声帯を失ってもリハビリしだいでは他の機能で声が復活出来るとも云われるので可能性に立ち向かってほしい!生きるチカラを大いに見せつけろ」と激励した。