上西氏のエモーショナル発言に批判噴出
維新の党から除名処分を受けるも、議員辞職せず無所属で活動継続すると表明した上西小百合衆院議員(31)が、7日午後、衆院本会議に出席し、終了後に維新の対応を「エモーショナル(感情的)な感じ」と批判した。
この発言をテレビニュースなどが報じ、ネット上では、一斉に「それはあなたとあなたの秘書」などと猛烈なツッコミが入っている。
渦中の上西氏が、除名後初めて国会登院するとあって発言に注目が集まる中、維新批判はある程度予想されたが、わざわざ耳慣れない言葉を使用したことで、ネット上を沸かせる結果となった。発言が報じられた夕方には大手検索サイトの急上昇ワード1位にのぼりつめた。
ネットの大手掲示板やツイッターなどでは「自分のことでしょ?」「それは秘書に言って」と国会ズル休み疑惑が浮上した直後に、テレビの直撃取材を受けた際に、上西氏が不遜な態度で取材拒否し、秘書が「お前、ワシの車に当たってる言うてんねや!コルラァ!」と巻き舌恫喝で威嚇(いかく)したことが引き合いにされた。
また「あんなエモーショナルな会見をやるからだ」と、3日深夜の釈明会見で、上西氏が疑惑報道の内容にしばしば「ホワイトデーデート?一体、何を言っているんだ」などとエキサイトし、同席した橋下徹氏に「それはやめておいたほうがいい」と制された件が揶揄(やゆ)された。
ほかにも「議員なら分かりやすい言葉でお願いします」といった注文から、盛り上がる掲示板に「みんなエモーショナルになるなよ」「流行語になるかな」との投稿もあり、完全に“ネタ”として取り扱われている。