元グラドル候補、同期の上西氏とは対照
ボートの中野次郎選手(33)の妻で、2012年の衆院選出馬時にグラビアアイドル時代の“1歳サバ読み”を謝罪して話題となった佐々木理江氏(32)が大阪維新の会公認で大阪市議選に出馬し、7日、橋下徹市長(45)らと同市住之江区内で街頭演説を行った。
佐々木氏は、除名処分となった上西小百合衆院議員(31)と維新政治塾時代の同期だが、その後は対照的な道を歩み、3度目となる今回選挙は生後3カ月の長女を抱えながらドブ板活動を展開している。
この日、佐々木氏は橋下氏が応援に駆けつけた演説会の開始前には、自身がウグイス嬢を務めて聴衆を集め、ビール箱に乗って演説。「私は絶対にあきらめません。この戦いに勝って、皆さんの生活の苦しさや、育児で日々いっぱいいっぱいの女性の声を市会に届け、うちの娘に大阪で生まれ育ってよかったと言わせます」と支持を訴えた。
佐々木氏は島根大学卒で、グラドル活動を経て維新政治塾で政治を学び、12年12月の衆院選に東京21区から出馬。その際「覚悟してました」と、アイドル時代のプロフィールと“1歳誤差”があることを謝罪し、当時交際説があった中野との熱愛まで認める“説明責任”を果たし話題に。
この日の演説後、2年前の告白&謝罪を取材したスポーツ紙記者らに囲まれると「いつも主人がお世話になっております。(2年前は)よくよく覚えております」といたずらっぽく笑った。
佐々木氏は12年衆院選は落選し、13年東京都議選でも苦杯をなめた。その後は、大阪維新の選挙スタッフとして“ぞうきんがけ”を続け、13年秋に大阪・堺市長選では演説に回った橋下氏に同行してウグイス嬢も務めた。13年春に結婚した中野と昨秋に住之江ボートがある同区内に移住し、妊娠中から駅立ちなどを行い活動を続けてきた。
「3度目の正直です」と佐々木氏。選挙事務所にベビーベッドを置き、夜は娘の授乳や寝かしつけで「寝る暇もないです」というが、夫の中野も「あきらめるな」とオフの日は佐々木氏の活動を手伝っているという。「競艇ファンの方々も温かくてすごい励みになります」。
自転車で選挙活動していると他党の支援者から「東京に帰れ」「死ね」とのヤジを浴び、これに「私、気が強いので」と自転車を下りて“話し合い”を行うこともあるという。
一方で上西氏の騒動で逆風はあるかと聞かれると「皆さん、温かくて『負けるな』と言ってくださる方もいますね」。陣営によると、メールで騒動への抗議などが届くことがあるほか、「ああなったらダメだ」との声も届いているという。
仮に今回選挙で当選しても、大阪都構想が実現した場合は任期半分の2年後に失職する運命にあるが、佐々木氏は「大阪のためですから、潔く身を引きます」と語り、最後に報道陣に「恒例になりましたけど、くれぐれもソフトな記事でお願いしますよ」と笑顔で釘を刺していた。
◆大阪市議選・住之江区選挙区からは、佐々木氏のほか、辻井大介氏(35・共産新)、片山一歩氏(51・維新現)、岸本栄氏(43・公明新)、高野伸生氏(66・自民現)、松崎孔氏(61・民主現)の6人が立候補している。
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