橋下氏 最終演説で大ピンチ宣言

 維新の党の橋下徹最高顧問(大阪維新の会代表)が、大阪都構想実現への前哨戦となる大阪府議選・同市議選が選挙戦最終日を迎えた11日、大阪市内を演説に回り、午後7時から大阪・難波で最後の40分演説を行った。

 「しかしまあ、なんで僕はこんなに嫌われるんだろう」と苦笑いで切り出した橋下氏。「自民、公明、民主、共産が橋下をつぶせと、組織をフル稼働して票を集め集めまくっています。大変!苦戦しています。あしたは落選する候補が続出するでしょう」とピンチ宣言した。

 そのうえで「3年半前に大風呂敷を広げた都構想が、あと一歩のとこまできました」と拳を握りしめ、演説の途中で「ちょっと脱がせて…」とゴソゴソとジャンパーを脱ぎ、都構想の住民投票日と見込まれる「5・17」とプリントされたTシャツ姿になった。

 かつて巨人・長嶋茂雄監督がジャンパーをさっそうと脱ぎ捨て「背番号3」をお披露目したパフォーマンスに比べると、かなりモタついてはいたものの、「僕は孫やひ孫たちが喜ぶ顔を思い浮かべて、大阪都構想を作った。実現させて、50年後に大阪を世界に負けない街にする『大大阪50年計画』をやる第一歩を踏み出したい!」と、新構想名もぶち上げた。

 「あしたの選挙で、また新聞が書くでしょう、テレビが言うでしょう。大阪維新の会、大負け!大敗!大阪都構想、これで終わり!でも、そう書かれたくない。もう一度、皆さんのお力をお借りしたい。大阪の政治を動かしてください」と訴えていた。

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