米良、ベッドで「恋のバカンス」歌った
くも膜下出血で手術を受けて入院しているカウンターテナー歌手・米良美一(43)に面会した友人の作曲家・宮川彬良さん(54)が13日、フジテレビ系「ノンストップ!」(月-金曜、前9時50分)の取材に対して、面会した際に米良が変わらない声で「恋のバカンス」を歌って聞かせたという。
米良は昨年12月8日、自宅廊下で意識不明で倒れている状態でマネジャーに発見され、くも膜下出血で緊急手術を受けた。5段階のうちステージ4という危険な状態だった。
すぐ知らされた宮川さんだが、米良は集中治療室に入れられて「僕らも会えなかったので、ひょっとするとということは意識をよぎってしまいました」と、万一の事態も考えたことを明かした。
米良は術後、意識がはっきりしない状態が1カ月続き、やがて水頭症で再手術。しかし水を抜いたことで症状は改善し、今年1月には一般病棟へ移って面会可能となった。
宮川さんが早速面会した。「ベッドに半分起き上がって背を立ててね」。付き添っていた人が「この人、誰か分かる?」と尋ねると「宮川先生でしょ」と、はっきりした答えが返ってきたという。
しかも米良はザ・ピーナツの「恋のバカンス」を一節歌ったという。その歌声について宮川さんは「音量は10分の1ほどだったが、いつも通りの歌声だった」という。
米良はその後、2カ月以上入院し、3月25日には実家のある宮崎へ戻って、現在療養中。
宮川さんは「喋ると記憶がまだ繋がっていないところがあるらしいので混乱しちゃったりするけど、マネジャーからは会うたびによくなると聞いています」と、米良の回復を伝えた。