ビッグダディこと林下清志が舞台俳優としてデビューすることになり１２日、公式ブログで発表した。

　「あり得ないお話しというものはあるもので、なんと吾輩がお芝居の舞台に立たせて頂くことになりました」というダディのデビュー芝居は、５月３０、３１の両日、渋谷区文化総合センター大和田の伝承ホールで行われる「たからモノ。」（主催・きじさこプロジェクト、脚本・演出・迫田元）。戦時中の人間魚雷・回転特別攻撃隊の隊員に選ばれ、タカラモノを胸に携えて最後の戦いに臨む若者たちを描く。

　先日、５０歳の誕生日を迎えたばかり。「お話を頂いた時にやはり一度は『無理だろう』と思いましたが、しかしだからこそ引き受けたというところもあります」と、ダディはためらいと決断をつづり「五十代突入を祝うには相応しすぎる、厳しい挑戦ですよね」と腹をくくっているようだ。

　１２日には台本の読み合わせがあり、「いかに自分が無謀なことをしようとしているのかを、しっかりと再認識する時間となりました」と現実の厳しさを思い知らされながら「『ちきしょう、頑張るぞ』と更に思いを深く強くした日でもありました」と、ダディはやる気をかき立てている。