黒沢年雄「今の芸能界は難しい」

 俳優・黒沢年雄(71)が13日、ブログで「今の時代は難しい」と俳優や歌手など1つの肩書きでは生きていけない時代を嘆き、積極的に仕事を求めた。

 黒沢は「僕の生き方」と題しブログを更新。「我々芸能人と一般人との感覚が解って頂けないのが芸能界です。一般人は芸能人が急にテレビに出なくなると 売れなくなった!? そういう人もいれば、そうじやない人もいます。」と切り出し、“テレビ出演=売れている芸能人”という感覚で見られていることを告白。

 「今の僕は年内歌と芝居の公演でいっぱい。テレビのバラエティーもスケジュールが合えば出演させて頂きたいです。ドラマはスケジュールが2~3日で消化してくれれば問題はないのですが・・・ギャラも問題ではなく出演させて頂きたいです。ハハハ…俳優ですから!」と自ら仕事を求めた。

 その上で、「しかし今の時代は難しい芸能界です。俳優だけでは生活出来ません。出来るのは、ほんの一部。今の時代はマルチでなければ、地味ーな生活しか出来ません。芝居、歌、バラエティー、講演、色々こなせないと、夢の生活はとても無理です。」と訴えた。

 ドラマ「ザ・ハングマン」や、歌手としても「時には娼婦のように」のような大ヒット曲を持つ黒沢だが、時代の流れはしみじみ感じているようで「50年以上この世界で生きてきて、その時代の流れを感じ実行してます。つまり大衆の方々にいかに飽きられないか…」と今の芸能界での“生き方”を記していた。

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