民主、大阪市議会で議席ゼロ
12日に投開票された統一地方選の前半戦で、民主党が大阪府議選・同市議選で改選前の計13議席が1議席に激減する壊滅的敗北を喫した。府議選(改選前7議席)では9候補を擁立したが、当選はわずか1人。市議選(改選前6議席)では11候補全員が落選した。
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が推進する大阪都構想に対し、民主党は自民、共産などと共闘して反対姿勢を打ち出していた。
橋下氏は13日、市議会で維新が議席を拡大した一方、民主が市議会議席を失って都構想反対派の議席が減ったことを問われると、「政党の支持と大阪都構想の中身の賛成反対は別ですから、これから維新以外の党の支持者の方々にも、未来の大阪のために都構想が必要だということをしっかり説明していきたい」と述べるに止めた。