日テレ 上重アナのボール横流し報道否定
日本テレビは16日、マスコミ各社にFAXを送付し、同日発売の「週刊文春」(4月23日号)で掲載された同局・上重聡アナウンサー(34)に関する記事について「事実無根」との見解を示した。同誌では上重アナが松坂大輔投手から06年のWBC優勝時にプレゼントされたサイン入りボールを売却したなどと報じられている。日テレは“WBC決勝使用ボール”を上重がもらったという報道についても否定し、法的措置も検討中と発表した。
【以下、日テレのコメント】
「本記事では上重が松坂大輔投手から2006年のWBC優勝時にプレゼントされた松坂氏のサイン入りボールを知人に横流ししたと記載されていますが、そのような事実はありません。
上重本人は、松坂氏からWBC優勝時のサインボールをプレゼントされた事実はないと話しています。また、当社が松坂氏の所属事務所を通じて確認したところ、松坂氏もそのようなサインボールを上重に渡した事実はない、と明言しています。したがって、“友情のボール”なるものは全く存在せず、完全な事実無根であることは明らかです。
当社では、このような記事が掲載されたことについて、週刊文春に対して厳重に抗議するとともに、法的措置の検討を行っています。」
16日発売の「週刊文春」では、“日テレ上重アナ 親友松坂大輔から贈られた『友情ボール』売却!”との見出しで、06年の第1回WBCで優勝した日本代表チームの松坂大輔投手(当時西武)が、優勝パーティーの取材に赴いていた上重アナに“友情の証”としてサインボールを手渡し、上重アナは09年に知人を通じて、そのボールをオークションに出品したなどと報じている。
上重アナと松坂は、1998年の春夏甲子園でPL学園と横浜高のエース同士として、高校野球史に残る投げ合いを演じた間柄で、その後も親交を保っているという。