山田隆夫 不動産収入は「笑点」の10倍
「笑点」の座布団運びで知られるタレント・山田隆夫(58)が19日、関西テレビで放送された「マルコポロリ!」に出演。不動産経営の副業で座布団運びの収入の10倍を稼いでいるなど、意外な素顔を明かした。
山田は14歳で「笑点」の『ちびっこ大喜利』に出演。17歳の時に同コーナー出演の少年たちでアイドルグループ「ずうとるび」を結成し、国民的人気者となった。紅白出場も果たしたが、21歳で結婚したのを機に脱退。数年後に離婚し、「慰謝料、(子供の)養育費を払ったら、無一文に」なったという。
どん底を救ってくれたのが「笑点」だった。プロデューサーから「これまでは大柄な人が座布団運びをやってたけど、これからは小柄な人にやってもらおう、と」と出演を打診され、1984年に座布団運びとして出演をスタートした。
現在は横浜市内に数億円で建てた4階建ての“座布団御殿”に住み、都内の一等地に所有するマンション2棟からの家賃収入で悠々の生活を送っている。
山田は「家賃収入は座布団運びの10倍の収入」と紹介されると、笑顔でうなずき、「今日着てる着物も100万円で新調しました」と誇らしげに告白した。
不動産経営に目覚めたのは「ずうとるび時代」。当時、作詞作曲も手がけていたが、印税に無知で印税収入はゼロ。ずうとるびとしての給料をコツコツ貯め、不動産に投入していたといい、きっかけを「(裕福な)お坊ちゃんだったんですけど、両親が昔、詐欺師にひっかかって、土地とられちゃった。だから『絶対土地を買って、地つながりで土地を増やしていこう』と」と心に決めたことを告白した。
ずうとるび時代に買った土地にその後マンションを建てたところ、高騰。「江東区と江戸川区、どちらも駅から5分以内」と満面の笑顔で語っていた。