武田鉄矢 金八の「人」の教えは間違い
俳優の武田鉄矢(66)が20日、東京・学士会館で行われたTBS「天皇の料理番」(26日スタート、日曜後9・00)の制作発表会見に登場。同局で人気を博したドラマ「3年B組金八先生」時代の教えを“公開ざんげ”した。
「あなたにとって愛とは?」という質問に対して、「『愛』という字は、気になる人を振り返る姿から成り立っている」という福井出身の漢文学者、白川静さんの話を引用した。
さらに、武田が「金八先生」の劇中で「『人』という字は2人の人が支え合っている」と生徒に教えていたことを、白川さんが間違っていると指摘したことも紹介。実際は人が歩いている姿を象形したもので「知ったかぶりをして、バカな中学校教師がご迷惑をおかけしたことをおわびしたい」と頭を下げた。
同作は、主演の佐藤健演じる秋山篤蔵が、田舎から宮内省厨司長になった人生を描く。武田は篤蔵の兄、周太郎(鈴木亮平)の大学時代の指導教授・桐塚を演じる。