シンガー・ソングライターの中村あゆみ（４８）が２１日、都内でデビュー３０周年記念アルバム「Ｃｈａｍｅｌｅｏｎ」の発売記念パーティーを開き、開演前の会見で「死ぬまでに１回紅白歌合戦に出てみたい」と明かした。

　中村はパーティーのライブに歌手・坂本冬美（４８）を招き、アルバム収録曲「Ｗｏｒｋｉｎｇ　ｗｏｍａｎ」を一夜限りでコラボ。会見で坂本から「ハスキーボイスですから（中村の）演歌を聴いてみたい」と振られると、中村は「八代亜紀さんの『舟唄』を歌ったら、『アンタ、私にそっくりね』と言われたことがあるんです」とエピソードを披露し、演歌に対しても、まんざらでもない表情を浮かべた。

　この日は代表曲「翼の折れたエンジェル」が発売されてからちょうど３０周年。中村は「人の心に響く歌を歌っていきたい」と新境地を開き、紅白を目指す覚悟だ。