オダジョー幼子の絞扼性イレウスとは…
俳優のオダギリジョー(39)と香椎由宇(28)夫妻の次男が亡くなったことを24日、所属事務所が明らかにした。絞扼(こうやく)性イレウスと診断され、4月14日に緊急手術を受けたが同月20日に容態が急変。息を引き取ったという。1歳と9日だった。葬儀はすでに済ませたという。
関係者によると次男は突然、病気を発症したという。幼い命を奪った絞扼性イレウスとはどんな病なのか--。
イレウスは腸閉塞とも呼ばれる。さまざまな原因で腸管が閉塞し、食物や消化液、ガスなどが通過しなくなる症状。腸管が閉塞すると、腸がねじれたり、拡張したりするので、差し込むような強い腹痛、吐き気、嘔吐が起こり、排便や排ガスができなくなる。
腸間膜が圧迫されたり、ねじれたりする絞扼性イレウスでは、頻脈、発熱、尿量の減少などもみられ、ショック状態になる。絞やく性-と診断された場合はすぐに手術が行われる。