テリー伊藤、ドローン法規制に反対

 タレントのテリー伊藤(65)が26日、レギュラーを務めるTBS系のバラエティー番組「サンデー・ジャポン」(日曜、前10・00)に出演。今月22日に首相官邸の屋上で小型無人機「ドローン」が発見された事件に関し、「ドローン」使用に関する法規制に反対の立場を示した。

 出演したコメンテーターのほぼ全員が規制に賛成する中、テリーは真っ向から反対。「僕はドローンって、けっこう面白いと思ってるんですよ。風景なんか撮ると面白いですよ~。桜の季節や、紅葉もきれいだし、今なら白鷺城(姫路城)もきれい。あまりこれを否定していくってのはどうかなと」と首をかしげながら話した。

 さらに、TVプロデューサーらしく「ドローンの映像だけですごいアーティストが出てきて、1時間半の映像ができる」と、映像機材としての価値をさらに強調。「悪いのは官邸の方であって、ドローンを規制するのは違うんじゃないか」とし、問題は首相官邸の警備体制にあるという持論を展開した。

 これに対し、医師の奥仲哲弥氏(56)は「ドローンは、1キロ先からスマホで遠隔操作できる。炭疽菌でもまかれたら終わりですよ。東京オリンピックも控えてるし」と厳しい表情で反論。タレントのデーブ・スペクターからも「テリーさんが言う、いいところを守るためにも、規制が必要なんですよ」とたしなめられた。

 それでもテリーは納得せず。「規制したってやる人はやる。アメリカでもピザとか運んでるわけじゃないですか」「ラジコンも規制されるじゃないですか。子どもとお父さんが遊ぶときにも…」と、反対意見を続けていた。

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