市川中車 歌舞伎は「きつい世界」
俳優・香川照之が歌舞伎俳優・市川中車として1日、東京・明治座で、市川猿之助(39)とともに「明治座 五月花形歌舞伎」(2~26日)の公開げいこを行った。
香川は12年6月に九代目市川中車を襲名。歌舞伎デビューから3年がたつが「きつい世界。早く時間がたってほしい」と改めてその厳しさを実感していることを明かした。
46歳での歌舞伎遅咲きデビューから3年。「しきたりとか、毎日(けいこを)やっても分からない」といまだに歌舞伎のしきたりなどに戸惑っていることを告白。「自由にやっちゃいけないのがある。全力でやらないといけないので、一生懸命やるしかない」と四苦八苦していることを明かし、「恥を忍んでやるしかない」と強い言葉で全力でぶつかっていることを伝えた。