阿部サダヲ「出発進行!」も電車動かず

 俳優・阿部サダヲ(45)が2日、NHKドラマ「経世済民の男 小林一三~夢とそろばん~」(NHK総合/前編9月5日、後編9月12日、午後9・00)のロケ取材会を、大阪府摂津市の阪急電鉄正雀工場で行った。

 阪急電鉄や宝塚歌劇団をはじめとした阪急東宝グループの創業者である小林一三氏の波瀾万丈の生涯を描く物語。小説家志望の落ちこぼれ銀行員だったが、事業のおもしろさに目覚め、独創的な手段で事業展開を成功させた小林氏を演じる阿部は「スケールの大きいドラマだなと思いました」。

 この日は、大正時代の木造車両(10形)を使用し、阪急電鉄の前身・箕面有馬電気鉄道の開業日のシーンの収録が行われた。

 鉄道員の制服衣装で収録に臨んだ阿部は「出発進行!と合図を出した後、電車が動くのかと思いましたが、動かなかったですね…。後で動かすんでしょうが、ちょっとそれは見たかったですね」と少し悔しそう。「あと、制服がちょっと学生服に見えるので、もう学ランは無理かなーと感じました」と阿部らしい感想を話した。

 ドラマについて「なるべく身近なお芝居、見やすいようなお芝居を心がけましたので、ちょっとシュールなお笑いも入ってますので、見やすいと思います」と自信をみせていた。

 この日のロケには共演の奥田瑛二、瀧本美織、矢島健一らも参加した。

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