香山リカ氏降板 番組側説明全文(1)
精神科医の香山リカ氏(54)がツイッター騒動などが原因で、金曜パネリストを務める生放送番組「虎ノ門ニュース8時入り!」(スカパー!プレミアム)を降板することが分かった。同日の番組でチーフプロデューサーの山田晃氏が発表した視聴者への説明は5分45秒にも及んだ。
香山氏は4月23日の放送で、木曜パネリストの独立総合研究所社長・青山繁晴氏のファンを「信者」などと発言。同30日の放送で山田氏が不適切な発言だったと謝罪した。しかし、その後、香山氏のツイッターには、青山氏を「ホント下劣」などと非難する文章が投稿され、騒動に。5月1日の番組で、香山氏は、自分が書いたものではないと否定し、アカウントが乗っ取られた可能性があることを示唆した。
しかし、8日の番組冒頭では5分45分にわたり山田氏から経緯説明がなされ、香山氏がアカウントの乗っ取りではなく「アプリケーションの誤作動かもしれない」などと証言を一転させたことなどが明かされた。
【8日の番組での山田チーフPの経緯説明(ほぼ全文)】
5月1日の放送で、香山さん本人の意に反するコメントが一時的にネットにアップされたと説明しましたが、この件に関して改めて経緯と説明をしたいと思います。
4月30日深夜、香山リカさんのツイートについてのネット情報を私が発見しました。このツイートはその後削除されており、私が見たのは削除前のまとめサイトのようなものです。5月1日の生放送本番前に香山さんに確認したところ、「自分がツイートしたものではない。ツイッターのアカウントが乗っ取られた可能性がある」とのコメントを得たため、5月1日の放送で言及しました。
香山さんからは「私自身、正確にツイートしたものではない」と回答。私が「香山さんが書いたものはないのですね?」と確認すると、香山さんが「そうです、はい」と回答がありました。そこでアカウントが乗っ取られたならば、事実を究明し、番組で公表することをお約束しました。
ツイートには番組関係者しか知り得ない情報が含まれており、番組終了後に話し合いを持ちました。(続く)