鳥山明氏原作でヤンジャン新連載へ
漫画「Dr.スランプ」、「ドラゴンボール」の作者として知られる鳥山明氏と、「ウイングマン」、「ZETMAN」の作者・桂正和氏がタッグを組み、新作を制作中であることが、9日未明放送のフジテレビ「漫道コバヤシ 地上波特別編」で明かされた。
番組はドラゴンボールが連載されていた週刊少年ジャンプを発行している集英社を芸人・ケンドーコバヤシが訪問。ドラゴンボールの新作映画「ドラゴンボールZ復活の『F』」の公開スペシャルとして、鳥山氏を編集担当として育てた鳥嶋和彦氏をインタビューした。鳥嶋氏は桂氏の担当だったことでも知られている。
コバヤシが「鳥山先生がまた漫画を描くことはないんですか」と切り出すと、鳥嶋氏は「実は今…原作は描いてます。漫画は描かない。桂さんの新連載用のネームを」と返答した。名古屋での打ち合わせに付き合ったという鳥嶋氏は「まあまあのができたんじゃないですか」とうなずきながら続け、出来栄えに自信を見せた。
掲載誌は週刊ヤングジャンプの予定。過去には「カツラアキラ」という共作短編集が発売されている。週刊ヤングジャンプでは「JIYA-ジヤ-」(「カツラアキラ」に収録)という原作・鳥山明、漫画・桂正和によるSF作品が短期集中掲載された。