中村うさぎ氏 自殺未遂告白
作家・中村うさぎ氏がSNSで「今日、死のうと思って」とドアノブで自殺を図り未遂に終わったことを告白。波紋が広がっている。うさぎ氏が自殺未遂を告白したのは15日のメールマガジン。ブログやツイッターでも全文ではないが、公開されており、ファンらから「自殺はやめてください」「自殺は考えないでください」などとやめて」などと悲痛なコメントが寄せられている。
うさぎ氏は、「今日些細なことで荒れて、夫に八つ当たりしてしまい、そんな自分への嫌悪で本当に生きていくのが嫌になった。」ことで、ドアノブにタオルをひっかけて、2度、自殺を図ったことを明かし、「自分で死ぬのはなかなか難しい。覚悟が足りないのかもしれない。」などと自暴自棄につぶやいた。
さらに「よく『若くて楽しかった頃に戻りたい』とか言う人がいるけど、そのたびに私は『でも、なんだかんだ言っても、今が一番充実してるかもな』なんて思ってた。だけど現在はさすがにそうは思えなくなり・・・。」と絶望感に襲われていることも記した。
うさぎ氏の衝撃の告白に、ツイッターやブログには「私の友人は2月に自殺してしまいました。すごく悲しかったしなんとか出来なかったのか悔む日が続きました。うさぎさんお願いですから、自殺なんて考えないで下さい。」「自己嫌悪で死にたくなる気持ちは、なんとなく分かります。がしかし、貴女に死んで欲しくないと思う人は私以外にもたくさんいると思いますので少なくとも自殺はやめて下さい。」と悲痛な書き込みがあふれた。
また、「自死は他人をとても傷つけますよ。もちろんそんなことわかっていながらのこととでしょうけど。(※中略)苦しみにあふれたくだらない人生をもうひと踏ん張り頑張ってもっともっとその苦しみやくだらなさを味わって、それを言葉に紡いでください。」と作家として文章を書くことで苦しみを乗り越えてほしいと訴える人もいた。