中居 父見舞う松本人志の心遣いに感謝
SMAPの中居正広が「ワイドナショー」(フジテレビ系)17日放送回で、2月に亡くなった父・正志さん(享年79)が亡くなる約2週間前に、親交が深く、番組メーンコメンテーターの松本人志が見舞っていたことを明かした。
それまで松本と正志さんは面識もなかったというが、中居が父の状況を松本に語ると、「何かできることはないか」と松本の方から見舞いに駆けつけることを提案した。
同じく中居と親交が深いタモリ、笑福亭鶴瓶もお見舞いをする予定があったため、中居は個別では「(雰囲気や思いを)背負うのは申し訳ない」と3人一緒に病院に来てもらうことにした。会話ができず、意思疎通は筆談でせざるをえなかった正志さんも、大変よろこんでいたという。
そこで中居の胸に刻み込まれたのは、松本の行動だった。タモリがスケジュールの都合で先に帰らなければならず、鶴瓶も一緒に出ることになった。松本も帰るのだろうと思った中居に、松本は「俺は残るわ…」と伝えた。
「みんなでわっと帰ったら、お父さん、さみしいから」
結局、20分ほど病院に残ったという。この心遣いに中居は「その瞬間に考えられる人、感じられる人、います?この人とおつきあいして間違いないな(と思った)」と感動した様子だった。
松本の父も昨年、亡くなっている。そうしたことも松本は心のどこかで影響していたと明かした。