ヒロミ司会の新番組ドロ沼視聴率2%台

 昨年芸能界に本格復帰し、再ブレークを果たしたタレント・ヒロミ(50)の復帰後初の司会番組(深夜帯を除く)として注目を集め、4月にスタートしたテレビ朝日系「美女たちの日曜日」(日曜、前10・00~11・45)の視聴率が2%台で低迷している。17日の放送の平均視聴率は2・4%だったことが18日、分かった。(数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

 同番組は5月3日の放送で1・2%を記録しており、放送開始からの1カ月半で1%台を2度記録。危険水域から抜け出せない状態だ。

 日曜の朝10時台といえば、爆笑問題が司会を務めるTBS「サンデージャポン」、松本人志が司会のフジ「ワイドナショー」など、強力なライバルがひしめく激戦区。放送に先立ち、ヒロミは「日曜のこの時間帯は激戦区といわれてますが、日曜午前中に女性陣が好き勝手なことを言い合う番組って、なかなかないと思う」と手応えをアピールしていた。

 番組のコンセプトは「本音だらけの女子会トークバラエティ」としてスタートしたが、視聴率低迷に早くも番組方針を軌道修正したのか、17日の放送では、前半1時間を「ヒロミ流ガーデニング」と題して、島崎和歌子、新山千春と、DIYなどをする様子がオンエアされた。後半はヒロミ、アシスタントのパンサー向井慧、レギュラーの友近によるコント風「訪問マナー」の常識、非常識をオンエアする展開。高橋真麻、道端アンジェリカらがスタジオゲストとしてひな壇に座っていたが、女子会トークらしい場面はなかった。

 なお17日の「サンジャポ」の平均視聴率は9・0%、「ワイドナショー」は7・6%だった。

 【「美女たちの日曜日」視聴率推移】

 ▼5月17日 2・4% ▼5月10日 3・2% ▼5月3日 1・2% ▼4月26日 1・8% ▼4月19日 2・1% ▼4月12日 2・4% ▼4月5日 2・5%

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