橋下市長との関係、太田光代社長が説明
「大阪都構想」が住民投票で否決され、政界引退および弁護士復帰を表明した橋下徹大阪市長(45)について、かつて同市長が弁護士タレントとして在籍していた芸能事務所「タイタン」の太田光代社長が19日、「誤解されるのが嫌なので」と、橋下市長との現在の関係についてツイッターで説明した。
太田社長は「橋下さんは、そもそも弊社で弁護士としてタレント活動をしていました。今も弊社の顧問弁護士事務所の代表で、業務提携をしています」と、両者の関係を明確に記した。
住民投票で敗れた際の会見で、橋下市長は弁護士に戻ってからのタレント業について「今度は(テレビ出演の)報酬もらいます。文化人枠じゃないやつで」と冗談交じりに答えた。その瞬間から、太田光代社長のツイッターに両者の関係を誤解した反応、問い合わせが寄せられたようで、太田社長は今回、そんな誤解をただした。
その上で「私は橋下さんに、絶大な信頼を寄せています。弊社タイタンにとって大切な存在です」と断り、「任期満了まで市長の仕事に打ち込めますよう」と、すぐタレントとしての再契約を申し出ることはなく、当面は見守るつもりだ。
タイタンは爆笑問題の所属事務所として、太田光の妻である太田光代社長が設立。「行列のできる法律相談所」でブレイクした橋下氏を抱えるなど、事務所を成長させた。橋下氏とのタレント契約は、大阪府知事就任と共に解消した。最近では日本エレキテル連合が人気を集め、また作家でミュージシャンの辻仁成とも契約している。