伊藤綾子アナ 昔の上司の手紙に涙

 フリーアナウンサーの伊藤綾子(34)が24日、日本テレビ系のバラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演し、かつて所属していた秋田放送の上司からの手紙に涙を流した。

 現在は日テレ系の報道番組「ニュースevery」でキャスターとして活躍する伊藤アナは、番組のこの日のテーマ「あの時心が折れました」について振り返った。23歳で地元秋田のテレビ局にアナウンサーとして入社し、当初はラジオの情報番組を担当したという。

 華やかな仕事を予想していたが、ラジオ原稿をチェックするなどデスクワークが大半。周りと比べて焦りを感じていた2年目、「この先アナウンサーとしてやっていけるのか」と心は折れたという。

 そんな時、上司から「いつかお前はきっとニュースを担当する立派なアナウンサーになる。自信を持って頑張れ」と励ましてもらった。伊藤はその言葉を信じ、努力を惜しまず、4年目にニュース番組のメーンキャスターとなり、看板アナに成長。同時に「東京で試したい」とフリーになる決意を固め、その上司にも話したところ強く慰留された。

 しかし、振り切って東京に。フリーとして成功し、東京に来て8年がたっても伊藤は「今でも心残りです。本当に申し訳なく。後ろを振り返れないわだかまりがあります」と上司への思いを語った。

 その上司とは全く会っておらず、同番組が手紙を預かり、日本テレビの徳島アナが代読。「あなた(伊藤アナ)は地道な努力を続け、秋田放送の看板アナに成長しました。そんな中『東京でアナウンサーの仕事がしたい』と相談され、残念でした。何度も引き留めましたが今は全く気にしていません。応援しています」

 年月を経ても変わらずに励ましてくれたことに伊藤アナは涙を流し、「すいません。びっくりしました。ありがとうございます。感謝してます」とお礼の言葉を述べた。

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