栗原類、注意欠陥障害を番組で生告白
モデルでタレントの栗原類(20)が、25日放送のNHK「あさイチ」に生出演し、発達障害の一つである注意欠陥障害(ADD)であることを告白した。
番組ではこの日「増加!夫の発達障害 苦悩する妻」を特集し、栗原はアメリカに住んでいた8歳の時にADDと診断されたことを明らかにした。
栗原はその中で「アメリカに引っ越したばかりだったから言語的な問題もあったんですが、担任の先生が、行動的な場面もおかしいと思ったので診察を受けてはどうですかと親に言って、ADDであることが分かったんです」と説明。具体的には「人に合わせなかったり…家出る時間をぴったり決めたり、水を飲まないと授業に参加しないとか、すごいこだわりがありました」などと症状を自ら説明した。
そんな障害については親や主治医からきちんと説明され「周りの環境があったから今がある」と振り返る栗原。ただ今でも「冷蔵庫のお茶の位置が違うと気持ち悪くて戻しちゃう」など、日常生活でのこだわりはあるという。
栗原はイギリス人の父と日本人の母を持つハーフ。5歳ごろからモデルとして活動、最近はバラエティー番組への出演で人気を集めていた。
ADDは多動性、不注意、衝動性などの症状を特徴とする発達障害の一つで、じっとしている等の社会的ルールを守れないことから、小学校入学前後に発見される場合が多い。