発達障害（ＡＤＤ）であることを告白したモデルの栗原類（２０）について、尾木ママこと教育評論家の尾木直樹氏が２６日、その勇気を称え、教育者として感謝した。

　栗原は２５日放送のＮＨＫ「あさイチ」に生出演し、発達障害の一つである注意欠陥障害（ＡＤＤ）であることを告白した。

　アメリカに移住したばかりの８歳時にＡＤＤと診断され「人に合わせなかったり…家出る時間をぴったり決めたり、水を飲まないと授業に参加しないとか、すごいこだわりがありました」などの症状があったという。

　今でも「冷蔵庫のお茶の位置が違うと気持ち悪くて戻しちゃう」など、日常生活でのこだわりがあることも打ち明けた。

　そんな栗原について、尾木ママは「ネガティブキャラが受け入れられていて　多くの子どもたちを勇気付けてきましたが　発達障害の方たちや親をも元気にしてくれるかもしれないですね」と、その告白が発達障害を引け目に感じてきた人たちや、その保護者を勇気付けることを期待している。